くわの実が熟す温度

見習い農夫が2014年を振り返える。
初回は今年、収穫出来た多年性の野菜と果実の調査結果である。
植物は窒素、燐酸、カリの基幹肥料と水が必要である。
それ以上に無くてはならないものは太陽(陽ざしと熱)である。
芽を出し、花を咲かせ、次世代のために種(たね)を残す。
春から秋まで、低い温度で種を残すものから、たくさんの陽ざしと熱を必要とするものまで様々である。
ここでは積算温度(日平均気温を積み上げた数値)を基準に調査する。
積算温度は1月から積み上げ、雪解け時期、桜の開花時期の把握の参考とする。
また、その年の傾向を判断するための基準として30年平均気温からの積算温度を用いる。
種類をピックアップし、並べてみると子供の頃の記憶とズレがあるものがあった。
くわの実である。夏休みに入った頃か早くても直前のイメージを持っていた。
今年は積算温度の比較からわかるように6月末で約100℃・日ほど高い。
これは日平均気温を20℃とした場合、5日間に相当する。
10月末の積算気温の差がやはり約100℃・日である。
今年は6月までの気温が高く、それ以降は平年並の気温であったようだ。
スライド1

1 個のコメント

  • 来年はなにをまくのかな。
    トウモロコシを全面植えている夢をみた。
    広いなあ

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    5年前に定年退職した65才男性。 勤務中の不摂生が祟り、心筋梗塞と胃がんを発症し現在共存中。 祖父、父と2代に渡り開墾した6ヘクタールの荒地を3年前から管理を始める。