黒千石の葉が枯れ、さやも茶色になったので実が熟したと判断し、10月18日に刈り取りをした。
刈り取った茎は上下そのままに一抱え単位で丸く立てて乾燥する。
乾燥の程度、天候の具合を見計り10月30日に脱穀した。
脱穀は殻竿(からざお)で行った。
殻竿を2台使い、91才農婦と65才見習い農夫が向かい合って交互に、同じさやをクルリ、クルリと叩きつけさやから実を外す。
並べた茎を裏返し、同様に叩く。
茎を持ち上げ手で振るい実が外れたことを確認、茎を除ける。
落ちた実を集め、フルイにかけて折れた茎、さやを除けると黒千石の実が姿を現す。
実の大きさは2mmから5mm程度、殻竿で叩くので割れたり、傷がつくものがある、選別には手間がかかる。
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